【日本・アメリカ・ドイツ】スキンケア習慣の違いとヨーロッパ流スキンケアの魅力

初めまして、ドイツ・ミュンヘン在住トータルビューティーアドバイザーの熊谷真理と申します。

この度、ドイツの大人気ナチュラルコスメ・アンネマリーボーリンドが日本再上陸したのをきっかけに、ブランドの魅力を余すことなくお伝えしていくべくブログを立ち上げました。ドイツは世界からオーガニック先進国といわれるように、BIO食材や自然派コスメがいっぱい!

今回は1投稿目ということで、私が感じている日本、アメリカ、ドイツのスキンケア習慣の違いとヨーロッパ流のスキンケアの魅力をお伝えしていけたらと思います。

その前に簡単に私の自己紹介をさせてください。

熊谷真理。30代半ば、夫・小学生の娘と3人暮らし。2021年3月からドイツのミュンヘンに在住し、美容ライター、メイク・スキンケア講師、美容系インフルエンサー等、「美容」を軸にした活動をしております。美容好きが高じて、2023年5月からミュンヘンの現地サロンでセラピストデビューも果たしたところ。

とにかく美容が大好き。

ドイツに来る前は約5年間アメリカで暮らしており、在米中にNY州認定エステティシャン資格を取得し、その後、メイク、色彩、栄養学を学びました。

そんな私が、日本・アメリカ・ドイツで生活してみて驚いたこと、それはスキンケア習慣の違い。

どの国も全然違うんです。私が実際に現地に住んで体感した点は…

(私個人の感想です)

まずは、日本。「スキンケアプロセスが多め」

クレンジングでメイクを落とし、洗顔で顔を洗う。その後、導入美容液を塗り込んでから、化粧水、パック、美容液、クリーム、と数種のプロダクトを用いてスキンケアを行う。どちらかというと、オーガニックというよりもケミカル思考の人が多いイメージ。紫外線は悪、美白こそ美しい、というのが通説なので、日焼け止めはしっかり塗る人が大多数。

続いて、アメリカ。「シンプルケアがトレンド」

私がニューヨークの美容専門学校に通っていた2017~2019年ころはシンプルケアがトレンドでした。クレンジング、洗顔、(化粧水)、美容液、オイル、といった感じ。基本的にアメリカ人は化粧水を使う習慣がないので、私はローズウォーターを化粧水代わりに使用していました。日焼け止めはSPF100など高SPF値のものも売ってはいるものの、夏になるとビーチに行ってひたすら肌を焼く、という人がとにかく多かったです。欧米メイクでブロンザーが定着しているように、アメリカ人は小麦色の艶っとした肌を「健康的な美しさ」と捉えるのです。

最後はドイツ。「オーガニック大国×硬水対策スキンケアが主流」

ドイツはオーガニック大国というだけあって、近所のスーパーに行けばBIO食材が安価で手に入るし、ドラッグストアに行けば多くのナチュラルコスメが展開されています。また、スキンケア行程で日米と完全に違うのはクレンジング方法。ヨーロッパ圏は水質が硬水のエリアが多いので洗い流すクレンジングや洗顔の代わりに、ミセラーウォーター(ウォータークレンジング)でふき取って汚れを落とすのが主流なんです。化粧水も売っていますが、日本のように与える、という目的だけではなくて、肌に残ったメイクや皮脂汚れを完全に拭き取るという目的も。そのため、一般的には化粧水=コットン使用、というスタイルが一般的なんです。その後は、美容液、クリームでフィニッシュ。また、ヨーロッパの冬は日照時間が少なくとにかく暗いので、春夏になると、ドイツ人たちはここぞとばかり太陽を浴びに炎天下に繰り出します。ビキニ姿で日光浴@公園、なんて人もよく見かけます。

こんな感じで、日独米、本当に美容習慣が違うので面白いですよね。

私はこの3か国の美容習慣を体感してみて、ヨーロッパ流のスキンケアが本当に好きになりました。

渡独初期は、「オーガニックかぁ。全然興味ないや…」と思っていた私ですが、今や自分から進んでオーガニック食材や自然派化粧品を選ぶほどになりました。ナチュラルコスメはケミカルコスメと比べて、肌変化が得られにくく、意識高い系の人が使うジャンルだと思っていたから。

ところが、ドイツに来てナチュラルコスメを取り入れるようになり、在米中に悩み続けていた肌荒れが嘘のようにピタッと治まり、自分も周囲も驚くほど肌状態が良くなったのです。今やノーファンデも達成。

要は正しい製品選びと使い方。これに限るということ。

無知や決めつけは可能性を狭める行為だなぁとく続く思います。

ヨーロッパ流のスキンケアは未知な面もありますが、知れば知るほど魅力たっぷり。知らずにスルーするのは本当にもったいないです♪

数年後、確実に日本にもオーガニック文化が到来するはず。あなたもぜひ、その先駆けになってみませんか?

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